少し前の話ですだが。
友人からハーブを貰いましただ。鉢植えの。 そいで、わー、色艶の良いハーブだねえ、香りが良いねえ、って喜んでいたんですだが、 ある朝起きてみると、一本、見事に葉をなくして丸裸になっているではねえですか。 不思議なこともあるもんだ、とよくよくハーブの鉢を覗いてみると、 ぎゃっ! なんのことはねえ、そこには丸々と太った青虫ちゃんがいたのでした。 そいで、すっかり目が覚めた。という話を友人や上司にしたのですだが、皆、冷静に首をかしげておらに 聞くのです。 「その青虫はどうやって、あなたの家に来たのよ?」 。。。 言われて見ると、もっともな質問で、 自慢ではねえですが、おらんちはこのあたりでは一番高いところに位置しておりますだ。 羽があるわけでもなし、どうやってその青虫はおらんちにハーブを食べに来たのか、 皆が聞きたくなるのもわかるわけで。 その場の結論としては、ハーブを貰った時点で卵が付いていたか、もしくはおらが気付かねえ間に ちょうちょが産み落としたのではねえか、ってことに落ち着きましただ。 なんで今頃こんな話を始めたかというと、先ほどまで涼を求めてベランダに出ていたのですだが、 キャンドルを灯すのに、バラの鉢を少し動かそうと持ち上げると、鉢の縁がぐんにゃりとやわらかかった。 ぎゃっ! そこには丸々と太った、な●●じ君がへばりついていたのですだ。 ●めく●君、きみはどうやってここまでたどり着いたのだ?! 1.風に乗ってやって来た。(メアリー・ポピンズかっ) 2.おらが来るよりも先にここに住んでいた。 3.隣から引っ越してきた。 4.ハトが連れてきた。 5.雨に姿を変えてやってきた(ギリシャ神話ですかっ) 6.地道に壁を伝ってここまで登ってきた。 7.実は羽を持っている。 考えている間に蚊にかなり献血しちまいましただよ。
by rangerstrider
| 2009-07-10 23:03
| 袋枝路3番地
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