今日はパー子ちゃんと「プライドと偏見」を見に来ておりますだ。
ジェーン・オースティンはけっこう好きなのですが、おらには原作はいささか読みづらい、、 話の進行がよくわからなくなる、ちゅう感じがあるのです。 それがひとたび映画になると、登場人物がみないきいきしていて (好感の持てる主人公も、ちょっといじわるなキャラクターも困ったちゃんもみな) 話もよくわかる。今にも通ずる身近さが魅力ですだ。 おしゃべりでいささか品のないおっかさんなんて洋の東西、時代を超えて存在するのだと パー子ちゃんとふたりで感心しちまいましただ。こらこらf^_^; (対するお父さんが心広く家族を見守りつつ、かしましさにいささかうんざりしているふうに 見えるのも好もしいですだ。) 映像が美しいですだ。この映画のロケ地めぐりなど、やってねえのでしょうか? おらは建物などちっとも詳しくねえのですが歴史あるお屋敷、広大なお庭、 ちいっとばかし覗いてにたくなりますだ。(もっとも一番好きなのは広いのか狭いのか よくわからない?いつもかしましいベネット家なのですが) 話の初めのほうで、エリザベスが徒歩でビングリー氏の館を訪れるシーンで 一本、木の立っている丘の稜線を歩いている映像がありますだ。 ふらりと歩いてみてえ丘ですだ。 「あ?!これは『いつか晴れた日に』でケイト・ウィンスレットが妹の手を引いて 歩いていたのと同じ丘?同じ木では?」 話とは関係ないところでどうでもいいことで興奮してしまいましただ。 家に帰って確認してみたら(『いつか晴れた日に』のサウンドトラックのジャケットを 見てみた)残念ながら違っておりました。しかしそれほど似ている構図だったのですだよ。 おまけに木の幹が2本あり、しかもそのうちの1本が2つに分かれている、ちゅう 木の形も似ていますだ。^_^;どうでもいいことですが、それでわくわくしちまうくらい 『いつか晴れた日に』も好きで、興奮しちまうくらい美しい景色が続くっちゅうことなのですだ。 この時代の女性の服装も好きですだ。特に外出する際に羽織るコートは、今でも充分 着れそうだねえ。いいなあ。と思って見ておりましただよ。 さて、この作品ではずして語れないのは”女性が理想とする男性像”の代名詞と 言ってもよい?「Mr.ダーシー」でしょう。 演じる方にとってはかなりのプレッシャー、シェイクスピアのお芝居で主役を張るほどの プレッシャーではねえかと、これまた余計な心配をしてしまうのですが、 ちょっとクライブ・オーウェンに似た俳優さんが、 (あの憂いを帯びた表情がポイントなのですだな) エリザベスを惹きつけていきますだ。 映画を見終わると、原作をもう一度読みたくなってしまいましただ。ジェーン・オースティン がこの作品を初めて書いたのは21歳のときだそうですだ。 しばらくの間、魅力的な登場人物、身近に感じてしまう人々、美しい映像の余韻に ひたりそうですだ。^_^
by rangerstrider
| 2006-02-05 13:18
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