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旅の思い出(最終回)

あんな困難こんな被害も乗り越えて突き進むうどん一行。午後の始まりは鏝絵(こてえ)散策から。

鏝絵とは左官屋さんが大小さまざまな鏝を使って描き上げた絵のことですだ。もともとは壁の装飾、
疫病の進入を防ぐ魔よけ的な意味などで描かれたようですだな。安心院町には多くの鏝絵が残っているということで
ボランティア・ガイドさんによる鏝絵見学ツアーがありますだ。古いものから現在の鏝絵画家による
ユーモラスな鏝絵まで楽しむことができますだよ。(*ボランティアガイドに
依頼した場合、鏝絵保存協力費として1000円のガイド費が必要になります。)



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床屋さんの鏝絵。モデルは2人の息子さん。
現在は立派なおじさまなのだとか。




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古民家の鏝絵。獅子は文殊菩薩の使い。
子供の学業成就を願って??



おらはこういう見学って大好きなのですが、おらたちのグループ全体に目を向けると全く二つに
湧かれておりますなあ。
おらみてえに興味津々なグループ。全く興味ないグループ。ま、おなかいっぱいになった上に暑さが増す時間帯ですものなあ。

鏝絵ついての詳しい解説はコチラに。

30分ほどの見学を終えて最後の目的地へ向かいますだ。



本日最後の目的地となりましたが、本来、これがバス旅行を企画するきっかけとなった
豊後高田 昭和の町

昭和30年代の商店街を再現した観光地ですだよ。

みんなで集合写真を撮ったあと、三々五々解散。バスの出発時間まで自由行動ですだよ~。

ところでバス旅行の日程が決定した頃から昭和の町では「コロッケが美味しい!」だの「いや、ロールケーキや!」
「揚げパンも忘れちゃいけんので!」と昭和の町情報がガンガン飛び交い、なかでもコロッケ情報が根強かった。
「おから」が一番らしい、いや「きんぴら」が良い、いやいや「キムチ」もあるんで。やっぱ王道のひき肉入りやろう等々。

で、コロッケに洗脳されたおらたちは集合写真を撮った昭和ロマン蔵は早々に後にし、商店街へと歩を進めましただ。

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おらたちのアイドル、コロッケは「肉のかなおか」さんにて販売中。
(昭和の町のサイト、右サイドバーの「昭和の町散策」をクリックしてください。マップが出ます。)

そのまえに森川豊国堂にて抹茶アイスキャンデー購入。暑くってねえー。
棒が斜めに差し込まれたアイスキャンデー、抹茶味はここでしか買えねえんですってよ!

アイスをなめなめ、かなおかさんを目指すと、おやっ?!かなおかさん向かいの特設テントに長蛇の列!
ひゃ~、さすが人気のコロッケだねえ、、ってみいんな、おいらのバス旅行のメンバーではねえですか(笑)
この日は9月2日。夏休み最後の日の、賑わいも終わりを迎えようかという頃に突如現れた集団が皆々「コロッケ」「コロッケ」と
集ってくるので、かなおかさんでもかなり驚いた様子。

んー、おらなんにしようかねえ。。。とアイスキャンデーなめなめ考えていたら、フクロウ館長はアイスキャンデーから
揚げドーナッツにチェンジして(早!)おります。おらにも一口味見させてくだせえ。

わ!懐かしい!こちらコロッケはもう言うまでもなくですが、ドーナッツもお見逃し(お買い逃し)なく!

みんな「後で取りにきますから」とひととおり注文を済ませて街中散策へ復帰。


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売っているのは藤カゴ。


マップの11番と10番の間にカフェがあって、喉の渇いちまったおらたちはそこで休憩。アイスコーヒーが美味しかったですだよ!
昭和とは全く関係ねえけれど、バリ島の雑貨・アクセサリーが置いてあって、ちょうどバリ帰りのフクロウ館長と
カフェ店主の間でバリ談義がにぎやかに交わされておりましただ。

充分あるはずだった自由時間もあっと言う間に過ぎ去っちゃって、注文していたコロッケを手にバスに乗り込み帰宅の途に着きますだ。

たった1日のバス旅行、3回に分けて語るほど内容が濃くなるなどと誰が予想したでしょう(笑)
多めに買ったコロッケは翌昼のお弁当のおかずにしましたが、油も回らずほっくり美味しいままでしただよ。

「本日はみなさまに多々ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。」
あ、添乗員さん。トラブルもあったけど、とっても面白かったですだよ。添乗員さんも楽しまれましただかね?

「ええ、ふふっ、ワタシもワインの試飲いっぱいしちゃいました。美味しかったですね。」
あれー、添乗員さん、飲んでたとは全く気づかなかった。お強いんですだな。

「ええ、ワタシ、まったく顔に出ないし酔わないんですよ。あ、ワタシ、車を乗車地Bにおいていますので一旦下車して
乗車地Aまで行ってみなさまにお別れのご挨拶をいたしますので、では!」


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最後まで個性的な人だったなあ。。。。
by rangerstrider | 2007-09-10 14:23 | 袋枝路3番地
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